辞 典
編者:仁田一 狂"叫"助
監修:秀
ふぇい【feiygh】(ー):フェイ。 (例文)「嘘!?めっちゃフェイやん!」
もれる【漏れる】(動):心理的敗北が顕著な形となって、表情、動作、発音等に表れてしまうこと。(例文)「めっちゃ漏れてるやん。」
あわす【合わす】(動):心理的に陶酔状態に陥り、場や雰囲気に意識的に適合しようと行動したり言動したりすること。(例文)「めっちゃ合わしてるやん。」「何、合わしてんねん!」
すかす【透かす】(動):不意に笑いを誘われた場合に、感情が露わになるのを避けて表情をかみ殺し、うやむやにすること。ただし、時には意に反してバレていることもある。(例文)「だから透かしまくったもん。」
みかづきさんのめぇ【三日月さんの目】(名):ごく稀に起きる目付き。意識的にしようとしても出来ない。その目付きが鋭い三日月に似ていることからいう。三日月さんの目を直視すると、その光量は太陽を直視したときの約千倍であるという。(例文)「あああっあっつっっ!!!!三日月さんの目や!!!あああっっ・・・!!!」
てっかんびーるのみ【鉄管ビール飲み】(名):風呂場で浴槽に横たわり、蛇口からごく少量の水を出し、それを喉を鳴らしながら飲み干して最後に盛大なゲップをするという一種の水分補給法。平成7年頃から試験化した。
じょうもんざる【縄文猿】(名):ごく狭い範囲で呼ばれているT口先生の通称。澤(FW)。優秀監督だという。2008年(平成20年)3月、ついにS谷中学校を離任。(例文)「昨日、縄文猿がなぁ〜・・・」
だばぁー【ダヴァー】(名):肉体的に追い込んだ状態で口中を空気にさらすことにより、口中の水分が極度に失われた時に発する口臭。マラソン直後等に発生する。地域によってはカラメルと呼ぶこともある。
ばーがー【バーガー】(名):深い睡眠から目覚めた直後に発する口臭。(例文)「臭っ!めっちゃバーガーやん。」
いらあ【イラア】(名):消化器系(主に胃)の機能が低下したときに発生する口臭。
ぶどうしゅ【ぶどう酒】(名):耳の下、半径約3cm周辺から漂う風味。特に幼年期に多く発生する。秀に多い。(例文)「今日、ぶどう酒出てるやん。飲ませろ。」
ぴっぴこのくち【ピッピコの口】(名):様々な理由により、ちゃんと口を閉じられない人の無意識状態での口の形。(例文)「ピッピコの口なってる!(怒)」
えのきさん【エノキさん】(名):音楽に合わせて膝を左右に曲げながらリズムを取って、エレキベースを奏でるような動きをする人。90年代初頭から姿を現すようになった。DREAMS COME TRUE(西川は逮捕)のベースの人の動きに起因している。
とけいさん【時計さん】(名):秀がエノキさんの真似を間違えたもの。膝を左右に曲げず、間違えて腰を左右に曲げてしまった姿が時計の秒針の動きに見えたことからこう呼ばれる。(例文)「おまえそれ時計さんやん!」
みたよこのて、みたよこのて【見たよこの手、見たよこの手】(一):滑稽な発言又は態度があった直後、第三者が苛立った感情を解消する為に、発言者の手を取ってリズム良く3回叩く行為。K一朗が校庭の地面に画を描いていて、平井に手を叩かれたことから始まる。
ただしいごりら【正しいゴリラ】(名):間違いが発覚した後でも、自分はまだ正しいかのように頑なに振舞う母親の態度。
せぼねせんぶん【背骨せん聞】(名):新聞(特に朝刊)のこと。(例文)「背骨せん聞サンセット。」
かげと【影人】(名):R平。緊急車両が近所で停車し、活動をし始めると、必ずといって良い程その姿を見せるという。
にくそん【ニクソン】(名):右手人差し指を前歯に押し付け、左右に高速で擦る行為。(例文)「おまえ何してんだ? あっ、これか、ニクソンだよ。ニクソンさ。」
たーぼいみなし【ターボ意味無し】(形):意味が無くなってしまったこと。また、意味が無いこと。ユニコーンの某アルバムの中に収録されている一曲の曲名から取った。(例文)「ターボ意味無しやん。」
まい【麻衣】(名):マリン。2003年(平成15年)4月26日-2017年(平成29年)3月10日。実働14年。魂の犬。ウェルシュ・コーギー。※右画像参照。
しーっ【シーッ】(ー):麻衣の顔面、もしくは頭を撫でたとき、麻衣が発する警戒音。
♪みずかけふどうさん、どこいくの?【♪水かけ不動さん、どこ行くの?】(ー):不動が、風呂場で浴用イスに腰掛け、頭から風呂桶を被り、それに対してかけ手が、湯舟から湯を手のひらで掬って不動に向かってかける行為。またそのもの。
てっしええやつやん【哲司ええ奴やん】(ー):柱谷哲司氏を讃える言葉。フランスW杯2次予選あたりから日本代表を外された柱谷哲司氏(当時:ヴェルディ川崎)が後日、テレビのドキュメンタリー番組内で、「日本が負けると妙に喜んだりね」と当時の想ひを語ったときに、仁田一が、「そういう人間の素晴らしきマイナス正直や!」と感動し、思わず「哲司ええ奴やん!」と心の中で叫んだことから。
おでんわのおこづかい【お電話のお小遣い】(名):秀が、下宿先のベルクにて、電話をハンズフリーで会話する為に、俺が用意するお小遣い。(例文)「入れとけよぉ〜・・・、お電話のお小遣い〜。」
かわばっちゃんみたいなめがね【川端っちゃんみたいなメガネ】(名):写真(右)のようなメガネの通称。フレームは艶消しの黒で、厚くなく細くもないプラスチック。"うじきつよし"が掛けてそうな感じ。(例文)「おまえ、川端っちゃんみたいなメガネにせえや。」「川端っちゃんみたいなメガネにしょーかなぁ〜。」
かじゃ【かじゃ】(名):風邪のこと。(例文)「かじゃかなぁ?」
すかいけい【SKY系】(名):プログレッシヴ・ロックの世界最高峰、イエスの"Owner Of A Lonely Heart"を代表とする曲調、リズム等を指す。(例文)「イエスはかなりSKY系やな。SKY系のパイオニアや!」「ジャーニーもSKY系かも知れん。もう寝る。」
がらごえ【ガラ声】(名):喉に引っ掛けたような発声法を用いて、発される声。
聞く人によっては、イライラ感をもよおすこともある。歌手がその声を発している曲もみられ、特にロックで聴かれる。代表として、ライヴ時の拓郎が発する。(例文)「めっちゃガラ声やん!」
ひゃら【ヒャラ】(名):左足を少し前へ踏み出した後、軽く膝を曲げる。それに合わせて左手を斜め上にかかげて、そこに右手を持って行き、叩くと同時に一気に捻り上げる動作。
捻り上げる時に、「ヒャラ!」と唱和する。用いる場面は特に限定されていないが、主に気分が高揚したときに、せずにはいられない。
その起源は、仁田一が幼稚園年中時に突発的に用いたことから。
きぱぱ【キパパ】(名):大便の排泄後、肛門を拭い取ったときにトイレットペーパーに着いたウン染み。また、そのトイレットペーパーのこと。
ただし、健康な排便時のそれを特にそのように呼ぶ。
〜キパパの唄〜
「♪うんこーをーを、するうううーと、キパパ、キパパ、キパパ、キパパが着いて困る。」
すらむだんくがお【スラムダンク顔】(名):特に青年層が、臨戦体制や挑発的姿勢に駆り立てられたときに、自然に表れる表情で、相手を威嚇、挑発するようなふてぶてしいもの。(右イメージ画参照)
漫画、スラムダンクで登場人物の高校生らが時折見せることからそう呼ばれる。
あくえりあすゆ【アクエリアス湯】(名):数日間、繰り返し使用した風呂湯。体から湧き出た汗や溜まった垢、朽ちた皮膚等が含まれることによって雑菌類が培養される結果、奇妙な悪臭を放つ。進んで嗅ぎたくはないがしかし、やみつきになるようなある種、好奇心を煽る臭いなのである。
その色は半透明で、コカ・コーラ社製造販売の大人気スポーツ飲料、"アクエリアス"の色味に酷似していることからその名は由来する。
あんむ【あんむ】(ー):墓や仏壇等に供えられた後の、祈念や宗教色の薄幕を帯びた食物及び供物。
起源はJ-ANJIとされ、スーパーマーケット等で購入された正規品でさえも、その影響を受けることによって摂食行為が躊躇われる。
また、通夜や告別式等で提供される、肉、魚等の動物性タンパクには、食物というよりも魂の脱け殻の要素が強く顕れ、それは血肉を喪失した世界である。
仮に、食する場合、舌をぬき上顎及び下顎で擦り付けるようにし、且つ、口呼吸を伴って食さなければ摂食することが困難である。ビスコや和菓子、巨峰、桃類に多い。
(例文)「それ、あんむちゃうん!?」
はぶたえ【羽二重】(ー):瞬間的に感情が高ぶり、その捌け口を見い出せない際に、その感情を鎮める目的で、頬の内側の肉を自発的に甘噛みする行為。その由来は、頬の内側の肉を甘噛みした際の感触が、和菓子の羽二重餅の食感に類似することから。
ちゃぴりーぐ【チャピリーグ】(名):チャピイ氏を崇拝し、設立されたリーグ戦。チャピ野球界とチャピサッカー界が存在する。特徴として、選手、スタッフは真剣に取り組む姿勢を見せるけれども、観客、視聴者にはショーの雰囲気を味あわせることがあるという点が挙げられる。
また、暗黙の了解が存在し、話題の選手や移籍直後の選手がその個人能力に関わらず、一時的に活躍しなければならないというような独特の風潮がみられる。しかし極めてエンターテインメント性が高く、チャピ社会を支えるシステムが構築されている。
ぺれへー【ペレヘー】(名):髪型の一種。(右画像参照)
前髪を七三に分けて、それぞれを両側に開く。七の方は若干撫で付けるように分ける。七三分けと異なる点は、ペレヘーは櫛を一切用いずに分けて初めてペレヘーと呼べるところである。
その髪型がペレヘーかペレヘーで無いかは、当人が判断することは難しく、いつの間にかペレヘーになってしまうという事態も起こりうるし、またその逆もありうる。その点で定義の難しいものであるが、その判断基準は今だグレーにされている。しかし、ペレヘーとは感じるものである。(例文)「ペレヘーみたいなってるやん(笑)」
あしながし【脚流し】(名):家庭内で行われるエンターテインメントレスリングでの技のひとつ。
相手が仰向けに倒れた状態で相手の両足を交互に持ち上げ、高所から落とし、足が着地した衝撃をダメージとして喰らわせる技。足を持ち上げ離す動作に合わせて、「脚流し!」と言わなければ技として成立しない。はた目からはダメージを喰らう原因さえもよくわからないが、そのダメージは相当なものだという。
ばくすい【爆水】(名):大阪府北部に存在する、ある貯水池に流れ出る汚水。
6月末から9月上旬にかけて毎年見られ、貯水池に向けて一箇所のパイプから爆発力のある汚水が流れ出る。(右画像参照)
いつ流れ出るかは30年経った今も定かではないが、流れ出たときにはその騒音ゆえ直ちに確認することが可能である。(例文)「今日、めっちゃ爆水やん。」
くれいじーらふぁー【クレイジーラファー】(名):爆発的な加速力を持った笑い。体を仰け反らせる程の衝撃を伴う笑い。その笑い声は比較的大声であり、吐き捨てるようなさまでなされる。(例文)「ドゥールでクレイジーラファーしたら迷惑かかるん??」「迷惑かかるで。」
やゆごえ【揶揄声】(名):相手を揶揄する声。
特に相手が高い理想や浪漫等を語った際に、相手に現実を知らしめ、また同時に相手の崇高な理想等を聞いてしまったことによる恥ずかしさを自ら押さえ込む為に自然に発せられる。
比較的高音で、「はぁいひぁいやぁあい」と伸ばし気味で発する。(例文)「もう心斎橋は私らの街じゃなくなった・・・。」「はぁいひぁいやぁあい」
なおきなんねんやねん【ナオキ何年やねん!?】(一):1989年、T槻YM○Aの体育教室において起こった出来事。
当時、小学生の仁田一が近所のT野と通っていた体操教室で、SSのナオキに対し、T野が、「ナオキ何年(生)やねん!?」と2回続けて尋ねたが、ナオキは返答しなかった。それを受け、T野は少し強い口調で3度目の質問をしたところ、ナオキは身体を若干跳び上がらせるような勢いをもって、硬直した手で、四を示した。(右画像参照)
これにより、2度目の質問までナオキが返答しなったのは、ナオキがSSであるからではなく、ただ単に、ナオキがふざけたことによるということが判明し、そこに予想外のおもしろさを見い出すことが出来るという点で、ある種、革命的な出来事である。
ぞっちゃんでんき【象ちゃん電機】(名):1986年、初代秀氏により創業。ブランド名は、「ZOCCHAN(ゾッチャン)」である。当初は楽器メーカーであったが、現在では電機一般を広く扱うメーカーとして君臨する。
主な製品として、エレキ、デバイス、オーディオ、家電、電池、マシン一般、延長コード、キャメラ類等、電機に関わる製品を広く製造販売する。また、近年ではTシャツも販売する。
そのシンボルマークは、インド象であり、愛称は「象(ゾッ)ちゃん」である。
2006年度で、創業20周年を迎えた老舗電機ブランドである。21世紀の電機界を牽引することを誓う。
企業のキャッチコピーは、「健やかな社会、象(ゾッ)ちゃんと共にデバイスの心」である。
のば【ノヴァ】(名):かつて、T槻に出没していた身障の女。
1996年頃から数年間駅前を中心に目撃され、当時年齢は50代とみられた。手を拡声器型に広げ、口に当てて低速及び高速で言語を発する。それにより瞬間的にSSであると判断できるが、注意深く耳を傾けてみるとその言葉は、現代社会の不公平に対する真っ当な嘆きや、英米人を思わせる流暢な英語を話す。そこから相当なIQを有するSSであることが垣間見られ、その名前は駅前に出没し英語を話す女ということに由来する。しかし実際には、その英文内容は文法を無視した英単語の無意味な羅列である。
一般人に積極的に絡んでいく姿勢を見せ、その結果口論に発展したり、相手を困惑させることも多い。(例文):「最近、ノヴァ見いひんけどもう死んだんかなぁ〜??」「死んではないやろ。」
おっさんやま【おっさん山】(名):1994年、SAKE魅臭竜氏によって書かれた随筆。第一部から第五部までの五部編成である。
その重きは第一部におかれており、第一部では単語、短文を多用することで独特のリズムを創り出すことに成功している。第二部では、第一部の勢いを上手く抜いている。次に第三部では、一行に満たない記述で読者をいなしている。第四部に移ると無意味綴りを多用し、超現実的世界へと読者をいざなう。最後に第五部は、第一部から第四部までの総括として、SAKE魅臭竜氏の心の奥底からの叫びが表現されている。
その内容は読者を飽きさせず、作者が手がける挿絵が効果的に取り入れられることによって、一段階上の文学作品に仕上がっている。また、その表紙(右画像参照)は人間の心の闇や生命の息吹き、朽ち果てていくものへの哀悼の誠などが見て取られ、美術的価値が極めて高く、十余年経過した現在でもその評価は上がる一方である。フェイの精神を教授する教科書にも必掲であり、特に第一部を学生に暗唱することを義務付ける学び舎も多数にのぼる。ピヤーライトピヤー。
きょうかしょきりとりじけん【教科書切り取り事件】(ー):1996年、仁田一がある教科書の一頁の一部切り取りを余儀なくされた事件。
当時、高校一年だった仁田一が教室の最前列の席の時、空手部顧問の教師(当時)が、前回の授業の進度を仁田一に尋ねる勢いで、指に唾液を付着させながら近づき、そのまま仁田一のOCBの教科書の頁をめくった。仁田一はたじろぎ、その教科書を蛍光灯に照らすと、当教師の唾液がおぼろげに浮かんだ。すぐに、仁田一は唾液が乾いた後のことを考慮し、シャープペンシルで唾液付着部を囲い込み、帰宅後、唾液付着部及び対面頁をはさみで切り取るという事態に追い込まれた。
かえってくれや【帰ってくれ屋】(名):俺がO産大時代、「生活と地理」(選択・4単位)という講義で、ある日の講義中に、けっこう喋っていた2人組が居て、その内の1人(右の似顔絵参照)に対して、元巨人のピッチャーの前田みたいな講師が、ちんちんを摺り寄せるような感じで歩み寄り、「喋るんやったら帰ってくれや!」と発言し、警告した。この出来事から俺は、その警告を受けた奴(右の似顔絵参照)を、”帰ってくれ屋”と命名した。後日、大学の演劇部の奴らがキャンパスの入り口で、「本日、夕方5時から演劇ありまっせ〜。」的な呼び込みをしているのを目撃した俺は、その呼び込みの輪の中に”帰ってくれ屋”が居ることを発見し、思わず心中で、「帰ってくれ屋や!!」と叫んだことから。
そのとき、”帰ってくれ屋”が着用していたTシャツの背中側には、「劇団 我楽多」という文字がプリントしてあり、俺は、「そういうオチか!」と、力強く思ったという。
はなくそくうおんな【鼻糞食う女】(ー):平日の20時30分〜21時30分の時間帯に某行の市営バスに乗り込んでくる30代半ばの女。自らの鼻糞、鼻水、指の皮、ふけ、皮膚等をバスの車内でよく食し、体の様々な箇所をかき、臭う。
汚女
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